行動の星と呼ばれる金星人さん。
金星人(+プラス)さんの2013年は、財成の年です。
金星人(+プラス)さんは、経済面での実りの時期。やることの全てがお金になる絶好機です。12年に一度だけ訪れる蓄財の年なので大いに稼いで。。
著書が次々にベストセラーになっている歯科医師の井上裕之さん。どんな“お金の話”が始まるでしょうか?
■自分に投資をすることは、自分を成長させること。成長する人には、投資に比例してお金が入ってくる。
野呂 最新刊『「学び」を「お金」に変える技術』、とても面白かったです。井上さんはこれまでおよそ1億円を学びに投資されてきたとか。すごいですね。井上 自分に投資をするということは、自分を成長させること。成長する人には、必ずお金が入ってきます。なぜなら、人間的成長はその人にとってだけではなく、周囲の人にもメリットを及ぼすから。人の役に立てる人間のもとには、お金は集まってきます。投資に比例して、お金は入ってくるんです。野呂 なるほど。投資すればするだけ、自分が成長して、それがお金に変わっていくと。ただ、そんな中には、学びっぱなしの人もいますよね。せっかくの学びをお金に変えられていない人。
井上 そうですね。そういう人もいます。まわりと差をつけようと思ったら、人と同じことをしていてはダメ。人から学んだことを自分の中で消化して、自分の人生に置き換えてイメージできるようにすることがまずは大事ですね。
野呂 イメージトレーニングはやはり必要ですか?
井上 もちろん。僕自身も、歯科医としての仕事の場面でも、また、講演会をする時にも、イメージトレーニングは欠かしません。歯科医として患者さんの口を見れば、一瞬で治療のプロセスと目指すべきビジョンが見えてきます。ですから治療に迷いが出ることはありえません。講演会では、聴講者のみなさんに誰よりも満足していただける話をしよう、とイメージしてから登壇します。イメージトレーニングをするとしないでは、結果は大違いです。
野呂 『毎日○×チェックするだけ! なぜかお金が貯まる手帳術』でも、毎日生活している中でのシミュレーションの重要性を書いています。お金を上手に貯めるためには、まずはムダづかいを減らしていく必要がありますが、そのとき、いかに自分の一日をシミュレーションどおりに、効率よく暮らせるかがポイントになってきます。「一日の始まりは、その日のムダのない行動を思い描くところから」と僕は考えているんです。
井上 それは正解ですね。イメージして、ものごとを五感で捉えられるようになれば、願いは絶対にかなうものです。イメージトレーニングやシミュレーションは、人間にはとても大事なんです。
■「お金を上手に使える人」とは、買ったものに価値ある意味づけをしている人のこと。野呂 普段から心がけていらっしゃるお金の習慣はありますか?
井上 日々の習慣というものはないのですが、心がけているお金の使い方があるとすれば、それこそ、人並み外れて投資をするところでしょうね。正しい投資をすればまわり回って自分のところに返ってくると分かっているので、投資は惜しみません。中には、「今はお金がなくて自己投資ができない」とおっしゃる方もいます。でも僕は、そういうときこそ、借金をしてでも投資をすべき、とお話しするんですよ。必要があれば借入をしてでも投資する。そして、成長しながらそれを返していけばいいんです。
野呂 何を買うにも、投資思考は大事ですね。たとえば晩ごはんを食べるにも、「今日一日おつかれさま」という気分で食べるのか、「明日一日頑張るために食べよう」と思うのかで、気分はもちろん、食事のチョイスも変わってくる。一日を気分良く過ごすには、明日への「投資」と考えてものを買い、行動することだと思うんです。
井上 そうですね。食事も洋服も、どんな買い物も投資です。いい服を身にまとえば、その人が発する雰囲気も自然と変わってくる。自信が持てるようになるのであれば、ブランド物の洋服を買うのも、良い投資です。
野呂 投資と考えれば、お金の使い方自体も変わってきますね。たとえば僕は、毎朝新聞を熟読しますが、そのとき、1部200円程度のこの新聞から、100万円生み出すネタを探そうと目を皿のようにして一生懸命読みます。そうすると良い情報が得られ、実際に何本も企画として成立していきます。
井上 すばらしいですね。そういう気持ちで新聞を読む人は、必ずネタを見つけられるはずです。野呂さんはお金を上手に使い、自分の力に変えていますね。私の考える「お金を上手に使える人」とは、買ったものに価値ある意味づけをしている人。ただ欲しくて買うのではなく、自分にとって意味のあるものを買っている。そして、その買い物の意味を自分の力に変えられる人には、お金を生む力、稼ぐ力もあるんです。
スマイルⅡ
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